この場所に居れば、また会えるんじゃないかって期待してしまう自分が居る。

お客様として買い物に来るかもしれない。

まだそういう希望もあるんだよね。

私が辞めない限り…

連絡先も知らないわけだから。

そう…

働いてるスタッフのグループLINEがあるんだけど、

まだ、タテ君のLINEが入ってるんだよね。

この場所から退会した時が本当のサヨナラの様に思える。

たまに、チェックしちゃう。

このまま、友達登録すれば良いのに、そんな勇気は無い。

辞めて一時経った後にLINEするって怖い。

そう考えると、あんなに好きだったあの時間は、本当に私の独り善がりで、タテ君には何も響いてなくて、私の事なんか無関心で、友達にすらなれなかった、無意味な時間だったんだと思い知る。

ちょっとでも仲良くなれていたら

辞めた後も買い物に来てね。とか、LINE交換しない？とか、本人に言えてるはずだもん。

何で言えないんだろう。

何でもっと話をしなかったんだろう。

ずっと悔やむ。

時間を戻して欲しい。

こんなに悔しい思いは初めてだ。

歳の差を言い訳にしたくないけど、壁があったかな。

壊せば良かったな。

恥とか捨てて近づいて行けば良かったんだ。