残された私
年齢なんて関係ないのかもしれない。
年上だろうが、年下だろうが。
その人自身に魅力を感じたら。
見た目なんて関係ないのかもしれない。
身長が低かったり、身体が細かったり、
それでも、好きになってしまう。
理想のタイプって何なんだろうね(笑)
今の自分が好きになった人がタイプなんだろうね。
好きになる理由もいらない。
本能で惹かれた。なんだか分からないけど、好きになったら全部が愛おしくなる。
腹が立つことさえも。
全て受け入れられる。
声も、照れてる顔も、怒ってる顔も、
ただ…悔しいのは、マスクで笑顔が見れなかった。
最後まで、見れないままだと思う。
そして、制服姿も見たかった。
まだまだ、知らないことばかりだった。
知りたかった。
見たかった。
自分が去っていった方が、どんなに楽だろうか。
残された私は、この場所で、タテ君が居なくなったこの場所で、何も無かったかのように、仕事をするんだ。
どうやって日常を過ごすの?
直ぐに、戻れないでしょ。
残酷だよ。